- 2022-09-10
- 2022-09-20
戦略とは、戦を略するための最上の策なり
上忍とは 音もなく 臭いもなく 智名もなく 勇名もなし その功 天地造化の如し(万川集海) 「忍務」*とは主に、無駄な戦を減らすために有益な情報を得ることでした。他には武将や有力者の命を陰ながら助けたり、効果的に働くことで戦の規模を小さく済ませるな […]
上忍とは 音もなく 臭いもなく 智名もなく 勇名もなし その功 天地造化の如し(万川集海) 「忍務」*とは主に、無駄な戦を減らすために有益な情報を得ることでした。他には武将や有力者の命を陰ながら助けたり、効果的に働くことで戦の規模を小さく済ませるな […]
迷いは禁物 虚実転換とは、虚構と事実(うそと誠)を巧みに入れ替えて、戦いや物事を有利に進めるための策略や技。無いものを有るように見せたり、自信のない時でも堂々と振る舞ってみせる、など、人の心理の裏をついて、優位に立つ方法のことを表します。 物事は表裏 […]
忍者の力の源・兵糧丸あれこれ 古今東西何時の時代も、「食べること」は大きな楽しみのひとつですね。昔から日本には土地や時代、状況によってさまざまな食文化がありました。今も訪日外国人の一番の目的はグルメとのこと。さて、忍者の携帯食として有名な「兵糧丸(ひ […]
見えないけれど、そこにあるもの 忍者はいわゆる陰の存在として知られていますが、一般人に紛れて諜報活動をすることもあり、表と裏の両方の世界で立ち回りました。さて、日本のみならず、古今東西に諜報活動をする人はいるのに、なぜ今も「NINJA」が国際的に知ら […]
問うに落ちず語るに落ちる 忍者の基本忍務は情報収集です。そのため忍者に最も必要なスキルは コミュニケーション能力でした。それもひたすら聞き役に徹すること。「問うに落ちず語るに落ちる」とは、人は質問に答えるよりも、自ら語る時の方が断然多く […]
とことんやりきる 忍者は下級武士や農民、時には自警団の一員でもありました。しかし、表の活動をするときには、僧侶や行商人等に姿を変え、大道芸までやってのける「七方出(しちほうで)」という変装の技を持っていました。それらは関所を通過しやすい職業だったので […]
「和を以て貴しとなす」のNINJA FOREST解釈 「和(やわらぎ*)を以て貴しとなす」という言葉は日本書紀に記されている十七条憲法第一条に書いてあります。日本人にとって欠かせない精神性を表すもので、ことわざにもなっていますが、その解 […]
戦う目的と得たいもの 孫子の兵法に記されている、最も優れた戦い方は「戦わずに勝つ」ことでした。勝った方はその時はいいかもしれませんが、繰り返す戦で自軍の兵士の数が減ったり兵糧が底をついたり土地が荒れるなど、必ず損失を負います。かたや負けた方は、悔しい […]
正しい心を忘れない 忍術を誤って用いれば盗賊と同じであり、私利私欲のためではなく、大義のために忍術を行うべし。(忍術書・万川集海から引用) 忍者は虚と実を織り混ぜて、家屋のみならず人の心にも忍び込み、火を放って混乱させたり噂を流したりす […]
忍者の忍び六具と現代版六具 忍び六具は、忍者が任務にあたる際に携行した必要最低限の道具。そうは言っても毎回同じものではなく、任務や状況に合わせて必要なものを選んでいたようです。 これらが刀や手裏剣などの武器ではなく普段使いの道具、という […]